
マーク読み取り専用、デスクトップ型世界最速モデル
11,000枚/時の世界最速の読み取り処理を実現しながら、99.99%のマーク読み取り精度を保つSR-11000。その高性能を支えるのが、セコニックのオプティカルテクノロジー。高い信頼性と優れたユーザビリティにより、マークシート処理作業の効率が大幅に向上します。また、セレクトスタッカがマークシートの読み取り順序を変えずに排紙し、マークミスや搬送エラーのあったマークシートを上段に分別排紙できます。ナンバリング機能はマークシート読み取り時に連番や読み取り日時をマークシートに印字して、確認作業を容易にします。
製品バリエーションとして、裏面のマークも読み取る両面センサ、黒色または青色ボールペンで記入されたマークも読み取る可視光センサ、マークシート表面に印刷または貼り付けされた一次元バーコードを読み取るバーコードユニットをご用意いたしております。
用途例
● 大学の入学試験、授業評価アンケート
●予備校のセンターリサーチ、模擬試験
● 企業の採用試験、官公庁の任用試験、人事考課
● 免許試験センターの採点
● 計算センター等での受託処理
● 各種法人での検定試験
● バーコードを併用し病院の臨床検査依頼書などに。

1時間に11,000枚の世界最速の読み取りスピードを実現したセコニックOMRのプレミアムモデル、SR-11000登場。高性能CPUとバッファを備えたインテリジェントな新データ転送システムと高速搬送制御システムにより、セコニックのテクノロジーが、OMRの進化を極めました。かつてない圧倒的な処理速度で、大量のマークシートを短時間で処理し、時間・手間・コストを大幅に低減します。世界最速のスピードと最先端の機能、そして洗練されたデザインが融合した、フラグシップマシンです。
※1 デスクトップ型OMRクラス。2,013年現在、当社調べ。
※2 500枚(9×12インチ)の処理時間より1枚分を算出し1時間あたりの処理枚数に換算。

マークシート専用設計の高精度センサユニットを採用したSR-11000。セコニックの長年培ったオプティカルテクノロジーとマーク認識技術を集結したセンサユニットを搭載。高精度OMRのために開発された各種メカニズムがトータルに機能し、読み取り精度99.99%を実現。試験や調査など大切なマークシートの読み取りを確実に行います。その処理結果の信頼性から数多くの行政・教育・医療機関をはじめ、さまざまな企業に導入されています。
※3 当社試験条件による。記入マークやシートの状態によって結果は異なりますので、性能を保証するものではありません。

セコニック独自の高度なペーパーハンドリング技術により、1分間に183枚という超高速処理においても、安定したシート搬送を実現。
新開発のダブルファンクションローラーが、給紙の際の正確なピックアップ(給紙)とアライニング(整列)を行い、コルゲーションローラー(捌き機構)が人の指でページをめくるように繊細かつ正確にシートを搬送。シートにダメージを与えることなく、マーク汚れも防ぎます。

正確なペーパーハンドリングを監視する、新開発のプリズムセンサを含めポジションセンサを11個搭載。高速搬送されるシートを常に監視し、正確な搬送を支えています。万が一、運用中に搬送異常を検出すると、瞬時に搬送を停止し、後続マークシートへのダメージを回避・低減します。


SR-11000 は読み取りミスの対策も徹底追究しました。その要因となる、消しゴムカスやシートの紙粉、ほこりなどをマーク読み取りセンサの手前でサクション(吸引)する新機構を搭載。新機構の採用により読み取りセンサのクリーニングサイクル回数を大幅に削減し、メンテナンスの手間とコストを抑えることができます。


SR-11000にはメイントレイ、セレクトトレイにそれぞれマークシートの取り忘れを防止する独立したセンサを搭載。繁忙な読み取り作業中のマークシート取り忘れは、読み取り後の分類分けなどに大変な作業ロスを招きます。SR-11000は、こうした取り忘れなどのヒューマンエラーにも配慮し設計しています。


高速で排紙されるマークシートをしっかり受け止めるストッパ。規定サイズ9パターンのガイドスケールを備え、不定形のシートサイズにも無段階で調整可能です。大量の排紙も整列してストックされ、取り出し後の作業効率を大幅に向上させます。


マークシートの順番を変えずに排紙する、便利な反転排紙機能を採用。排紙されたシートを表向きにするだけで、給紙状態の順番に戻ります。また、シートを前面から取り出せる設計により、シートの取り出しも容易。使いやすさを徹底的に追求しています。
受験番号や学生番号などマーク未記入・複数マークのマークミスを検出してスタッカ上段へ仕分けします。読み取り作業を中断せずに済み、作業効率を大幅に向上させます。
読み取りを継続しながらマークミスを
仕分けする分別排紙機能
受験番号や学生番号などマーク未記入・複数マークのマークミスを検出してスタッカ上段へ仕分けします。読み取り作業を中断せずに済み、作業効率を大幅に向上させます。


異なる種類のマークシートが混在しても、それぞれのルールに従いマークを読み取り、データを分けて出力することも可能です。
※ 用紙サイズ、マークピッチは同一に限ります

本体に内蔵したインクジェットプリンタが、1枚1枚のシートに通し番号や日付等を印字。印字位置は、インジケータにより簡単に調節が可能です。読み取り後のピッキング作業を大幅に軽減します。



学生番号や検体番号などの個別IDをバーコードにして、予めマークシートに印刷またはラベルで貼り付けします。
マークデータと合わせて管理できます。